2-6.フィデリティ尺度によるプロセスモニタリングと尺度の妥当性

フィデリティ尺度の妥当性を検証するために、「効果的援助要素」に基づく介入調査を実施した。調査期間は、2013年6月~9月および2013年12月~2014年1月である。調査結果は、図4、5(組織計画、サービス利用計画)である。効果的援助要素は、教育委員会担当者、SSWerに対するインタビュー調査、実践家参画の研究会を踏まえて作成している。その結果、プログラムが備えるべき要素は十分網羅されており、尺度として内容的妥当性を有していると考えられる。

結果をみて分かるように、同一領域内でも実施度のばらつきがみられる。できている点と課題点を明確にできる上で有用性をもっているといえる。(詳細は、「はじめに」※3 参照)

 

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