私たちが目ざしているのは、福祉実践プログラムに関わる実践家の皆様と、福祉系大学など大学・研究機関が連携・協働して、効果的な実践プログラムモデルを、継続的に改善する「継続的改善アプローチ」です。
 
 効果的なプログラムモデルを具体的に示すために、次の5つの要素が重要と考えます。

  1.  効果モデルの設計図であるプログラム理論
  2.  効果モデルの骨格を形作る効果的援助要素(効果的プログラム要素;critical program components)
  3.  効果モデルを実践現場に適用するための実施マニュアル
  4.  効果的援助要素が適切に実施されているかどうかを、チェックし、モニタリングするためのフィデリティ尺度(効果モデル適合度尺度)
  5.  プログラムゴールとその実現を把握するためのアウトカム評価指標・尺度

 このサイトでは、これらの各要素を、本プロジェクトで取り上げている各プログラムについて提示します。
 
 その上で、それぞれのプログラムの、効果モデルの各要素について、実践家の皆様にご参画頂き、実践現場で経験されたことなど率直に意見交換し、より効果的なプログラムモデルを形成するために、メーリングリストを用意しています。
 
 メーリングリストは、プロジェクトで取り上げる各プログラムごとに設定しています。効果モデルの各要素について意見交換、情報交換するとともに、効果的プログラムモデルの発展に関わるセミナーや研修会、研究会などの情報も提供いたします。
 
 メーリングリストに参加頂くためには、登録が必要ですので、日本社会事業大学大島研究室(oshima2.jcsw@gmail.com)にご連絡を頂けると幸いです。