D−2 利用者が就労自立するために必要な技術を提供している

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意義と目的

多くの利用者は就労後も転職をする可能性を抱えていきます。利用者が就労により継続的就労を実現していくためには、履歴書の書き方、面接技術だけでなく職場の人間関係を円滑にするコミュニケーションスキルなど、多くの技術が必要となります。そうした技術を提供することで、利用者が安心・安定した就労生活を実現し自信を取り戻すことにつながります。

 

具体的な支援内容

スキルによって利用者によって効果的な提供方法は異なっています。就労支援員との個別面接によって提供することが適切な利用者もいれば、ロールプレイングなどをグループワークでのスキル提供が適切な利用者もいます。可能であれば両者を併用することで効果的な支援となり得ます。

 

効果的な援助要素

□ コミュニケーションなどの対人スキル獲得のための講習会を実施する

□ 模擬面接会で利用者同士が互いに面接態度などを講評し合っている

□ ビジネスマナー、職場の常識・ルールなどの講習会を実施する

□ フォークリフト運転・ホームヘルパー・警備・剪定などの就職に直結する資格取得を斡旋から技能習得費の支援まで行っている

□ 家計簿の書き方を支援する

□ 日記の書き方を支援する

□ 日本語で履歴書等が書けない外国籍の利用者のために日本語教室を実施している