●医療機関において従事者のスキルアップの体制がある
◆意義と目的
対象者の多様なニーズに柔軟に対応していくためには、スタッフ自身が常にスキルアップを目指していくことが重要です。また多職種でチームアプローチを展開していくためにスタッフ同士が互いの支援方法についてスーパーバイズを受けたり、支援のあり方をともに考え合える環境を設けることも重要な要素であると考えます。
◆具体的な支援の内容
スタッフ自身がスキルアップをし、統合的支援へのモチベーションを維持していくためには、院内学習会やスーパーバイズの機会を設けたり、院内外での研修会や勉強会に参加して、継続的に参加して知識の向上やスキルアップを目指していく体制が必要と考えます。また医療機関としてそれらの学習を推奨する姿勢が求められるものと考えます。
◆効果的な援助要素
□医療機関内には従事者同士でサポートし合える環境がある
- チームアプローチによるスーパーバイズの機会がある
□医療機関は、従事者の継続的な学習のために、院内で研修会や勉強会を開催している
□医療機関は、従事者の継続的な学習のために、院外の研修会や勉強会へ参加を奨励している
□医療機関として、従事者のスキルアップのため院外の学会や研修会での発表や実践報告を奨励している