A-2 スタッフを育成するためのプログラムがある

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意義と目的

より効果のあがる就労支援を実現するためには、スタッフが知識や面接スキルをアップさせ、利用者と協働して貧困とイメージの悪さに立ち向かうチーム形成を実現することが重要です。スタッフはより効果のあがる研修方法で効果的に育成することが望ましいです。

 

具体的な支援内容

各スタッフの目標管理や評価ツールなどを用いて人材を育成することは、長期的な視野に立つコーディネーターの役割として必要と考えられます。生活保護就労支援プログラムを安定させ、サービスの質の維持・向上のためには、OJTや体験型の研修が有効です。また、研修を行うためには、研修のコーディネーター自身の意欲も必要になります。

 

効果的な援助要素

□ 新人新任職員に対し実務を指導する先輩職員がついてOJTを行っている

□ ワークショップやNPO等でのボランティア体験を通してスタッフ研修を行っている

□ ロールプレイを中心とした就労支援員対象の研修を定期的に月2回以上行っている

□ 査察指導員が就労支援スタッフや生活支援スタッフに対して実践を通して対応上のアドバイスをしている

□ スタッフの研修用教材がある

□ スタッフの年代別や経験別に研修を行っている

□ 就労支援スタッフに対し6ヶ月以内の就労数についての目標数が設定されている

□ スーパーバイザーは各スタッフの個人目標の管理を行う

□ スーパーバイザーは人材育成やスーパービジョンのための研修会に参加する

□ 支援者の知識と技術の向上を目指し、支援者間での支援情報共有化による就労支援検討会を実施している